六度法のルールは3つだけ。1.右に六度上げる(右上がり六度法)2.右下に重心をかける(右下重心法)3.間隔を同じにする(等間隔法) 富澤敏彦(とみざわ・としひこ)

富澤敏彦
(とみざわ・としひこ)

ようこそ、六度法のホームページへ。

六度法を使うと「きれいな字」が簡単に書けます。

「円・川・雨・け・さ・サ・ン」を見ながら以下をお読みください。

川・雨」

「右上がり六度法」

漢字は線や点の集まりで出来ています。
最も多いのは横の線で、一字平均5本あります。
これを右腕で書くと、文字の位置が右目の前なので右腕は左斜め上向きとなり、 横の線は右上がりになります。
「川」の書き出し(始筆)、「雨」の点の配置も右上がりです。
右上がりの角度は6度強で、これが「きれいな字」「きれいな文」の起点です。

「右下重心法」

「右上がり六度法」だけでは文字が傾いてしまうので、
バランスをとるために右下に重心をかけます。
右サイドの縦画を左サイドよりも長くする、右払いを伸ばすなど、
重心のかけ方は9タイプあります。

「等間隔法」

平行する線や点の間隔を等しくします。

 

*1 どの字も3ルールすべてを使うわけではありません。 
*2 ひらがなの90%、カタカナの80%が「右上がり六度法」だけで書けます。

試しに、3ルールを使って、お名前とご住所を書いてみてください。
これまでと違っていませんか?
「効果あり」と思ったら、六度法の本をどれか1冊購入し、ひと通りお読みになってください。

著書ページ「ワンポイント紹介」をご覧ください。


また、アプリもご覧ください。

常用漢字(2136字)・ひらがな(46字)・カタカナ(46字)が載っています。

すべての字に3ルールのマークが入っているので、
これを見るだけで3ルールの使い方が感覚として身体に入ります。

「手習いより目習い」という言葉は、手で書くよりも目に焼き付けるのが大事という意味ですが、アプリを使えばどこでも可能です。

「きれいな字」に関連してもう少し述べます。お付き合いください。

 

「六度法」とは

 

「六度法」は、私が“発明”した整字術、つまり、「きれいな字」を書く技術です。
きっかけは中国古典の名跡(見事な字)を見たことです。
それは楷書の至宝とされるものですから、究極の「きれいな字」です。
私が見たのは書道を学ぶ人のための冊子でしたが、ページを繰って次から次へと字をみているうちに、
「右に上げ、右下に引っ張る」という法則が働いていることに気がつきました。

芸術サイドの見方を知らない私にわかるのは、字形の均整といういわば表面的なことだけでした。
しかし、それが結果的に日常サイドで求められる整字術の誕生につながったということになります。

その後、様々な検証や実験を重ね、「右上がり六度法」「右下重心法」「等間隔法」の3ルールで漢字も仮名も 「きれいな字」にできることを明らかにするとともに簡単整字術としてご提案しています。
「六度法」は3ルールの総称です。

なお、どの字も3ルールすべてを使うわけではありません。

詳しくは著書のどれかをご覧ください。

 

「書道」と「六度法」との違い

 「書道」は、筆と墨とを用いて美を追求する芸術です。
「道」とあるのは、芸術性だけでなく精神性をも求めることを指すということでしょう。

 それに対して「六度法」は、ボールペン・鉛筆・チョーク・サインペンなどの日常的な筆記具を用いて「きれいな字」を書く技術です。 無論、「道」というようなものではありません。必要なのは、合理的、科学的に考え、習熟に努めることです。

「美文字」と「きれいな字」

 昨年(2013)から、「美文字」という文言が本のタイトルやテレビの番組欄でしきりに使われていますが、 「六度法」が目指すのは「きれいな字」、「美文字」との対照でいうと「整正字」です。

 ほとんどの方は、「美文字」と「きれいな字」の別など考えず、単に語呂のよさから「美文字」と言っているのでしょうが、 「美文字」と「きれいな字」は違います。
 (じつは、私が監修した本、および、プロデュースしたノートにも「美文字」「美しい」を使ったものがあります。
「整正字」が認知されていなくて商品名には使えなかったためです。)

 そもそも「美文字」というものは客観的には存在しません。 なぜなら、ある文字を「美しい」と感じるか否かは見る人の主観によるからです。ですから、「美文字」を目指すということもあり得ません。
 
 それに対して、「きれいな字」というのは、線や点の長さや方向、および、構成要素の配置などが「正しく、整えて」書かれている字をいいます。 これは誰もが認める客観的事実ですから、「きれいな字」は存在するし、目標となり得ます。

「山」「川」という字を思い浮かべてください。
「正しく、整えて」書かれた字は、いまご覧になっている活字からも想像できるでしょう。 「右上がり六度法」「右下重心法」「等間隔法」を使えば、すぐにお書きになることができます。 それに対して、これをデフォルメした字を「美しい」と思うか「ナニこれ」と思うかは見る人によります。  

「きれいな字」は「国語力」

 「明快な話し方」が国語力であるなら、「読みやすい字」も国語力といえるでしょう。 どちらもコミュニケーションツールという位置づけです。
「読みやすい字」を書く力を付けるのは小学校・中学校の「書写」で、学習指導要領では「正しく、整えて」と目標が示されています。 「書写」は国語の一分野ですから、「きれいな字」「整正字」は国語力です。

 ちなみに、小・中学校の書写に「美しく」という文言はなく、「美しく」は、高校の芸術科書道に示されています。 芸術サイドは「美」を目指し、日常サイドは「整正」を目指すことを端的に示すものです。   

81%の人が「きれいな字」を書きたいと願っている

 「思いっきりテレビ」に出演時にアンケートをとったところ、81%の人が「字に困っている」と回答しました。 国民全体に推し当ててもこれくらいの数字だと思われます。
 これほど多くの人が「きれいな字」で書くことを望み、美文字本や書道塾や書写の時間があるというのにそれらのどこにも「字形整正」の方法論がありません。 81%の人が年賀状を前にして深呼吸するよりほかないのです。でも、深呼吸をし、心をこめて書くだけではどうにもなりません。 必要なのは「きれいな字にする技術」を使うことです。

 「六度法」は、短時間で習得することができます。どうぞ「六度法」を知って、活用してくださることを願っております。

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