六度法|3つのルールできれいな字

2014.8.7「六度法」の学習方法

右上がり六度法

 まずは「右上がり6度線」を、毎日20本書いてください。私の著書には「右上がり6度線」をほどこした練習ページが付いていますので、それをなぞってください。1分間でできます。就寝前でも、お昼休みでも。毎日書いていると、6度という角度がご自分の感覚となります。
 「右上がり六度法」を使って「三・五・川・学」と書いてみてください。冒頭で「『右上がり六度法』が『きれいな字』の起点です」と申しましたが、いかがですか?

右下重心法

 次に、「右下重心法」を使って「引・打・史・央」と書いてください。右下に向かう縦画(たてかく)、右斜め下に向かう払いを少し長めにします。「史・央」は「等間隔法」も使ってください。
 以上で終了です。もちろん習熟していく必要はありますが、基本は3ルールだけです。

ひと文字千回

 「書道・ペン字」はどうでしょうか。文字全体をカバーするルールはなく、一字一字についてお手本の形を覚えなければなりません。そのために、お手本を見ながら何度も書きます。「ひと文字千回」という言葉があるほどです。日常に必要とされる3000字を「きれいな字」にするには3000字のお手本を覚える必要があります。1週間に4字ずつとして15年かかります。小学校で習う1006字だとしたら5年です。「六度法」は3000字でも1006字でも3ルールです。10分でわかるでしょう。

ペン字はリバウンドする

 ペン字も書道と同じ方式です。50字、100字と進んでいくと、個々の字についての注意事項が覚えきれないので止めたくなるようです。でも、50字、100字を貫くものがないので中断後に残るものがなく、リバウンドしてしまいます。

目からウロコ

 「六度法」を知った方は、「目からウロコ」とおっしゃいます。あーだこーだがなく、3ルールを使うだけで字が変わるからです。
 忙しい、でも「きれいな字」が書きたい方、「六度法」をお試しになってみませんか。